魅惑のカメラスライダーを自作してみた!
- cat-official
- 2015年7月3日
- 読了時間: 2分

こんにちは、CATデザイナー矢須田です。
今回はなめらかな動きで動画撮影ができるカメラスライダーを自作してみたのでご紹介いたします。
初めは市販のカメラスライダーを購入しようと考えていたのですが、考えていた以上にお金がかかることが判明。 当初の予算を大幅に超えていたので、それならば自作するしかない!と思い立ち、まる1日かけて作ってみました。
スライドレール

まずはカメラをスライドさせるレール部分。すでにお気づきの方もいると思いますがカーテン用レールを使っています。ホームセンターで500円くらいで売ってました。
三脚、マウント部分


三脚の上にスライダーレールを載せて固定させるため、黒く塗った木の板を間に入れてます。
そして一番重要といってもいいスライドする土台部分。レールの上を左右なめらかに移動させるため、ボールキャスターを土台の裏に付けてタイヤ代わりに。
土台の上には自由雲台を設置。あらゆる角度での撮影を可能にしてくれます。
という感じで、カメラスライダー完成!
見た目も三脚に色に合わせて黒系統でまとめてみました(カーテンレールは黒がなかったのでこげ茶色で我慢。。。)
ちなみに今回の制作費用ですが、もともと持っていた三脚を含めてもだいたい5,000円以内で作ることができました。
あとはこの自作スライダーがどこまで使えるのか、そしてどんな映像美をもたらしてくれるのか・・・。そこが問題になってくるのですが・・・。
それでは自作カメラスライダーを使って撮影した動画をご覧ください。
自作カメラスライダーで撮影
うん、なかなかいい感じのスライド映像に仕上がりました!
ただ、左右にスライドさせるスピードを一定に保つのは思った以上に難しい。
同じ力加減で横へ動かすってなかなかできないもんだなと痛感しました。
あとカメラがレールの端へ動いていくと、その重みで微妙にレールが傾いてしまうという問題も発生。
実際に撮影してみて、上手くいった部分もありましたが、それ以上にいろんな課題も浮き彫りとなりました。
いかがでしたか?カメラスライダーの購入をためらっている人は、まず自作してみるというのもひとつの手かもしれませんし、器用な方ならもっと質の高いスライダーを作ることができると思います。
まとめ
カメラスライダーは身近なモノで自作できる
市販のスライダーを買うより作ったほうが安上がり
カメラスライダーのクオリティが映像のクオリティに直結する
Comments